最近本当によく聞かれるんです。 「ラブライブ!ってどうですか/魅力はなんですか」 「ラブライブ!の何がいいんですか?」 これに対して僕は楽曲の素晴らしさ、全曲を畑亜貴が担当する詩の世界観、PVのクオリティ、そのPVとシンクロするダンスと生歌の素晴らしさ……といった要素を語って来ました。その結果ハマってくれる人もいれば、そうでもない人もいて。 相性の問題はあるとはいえ、何がその差なんだろう…というのを考えた時、↑の質問の温度差に思い至ったのです。僕はどちらの質問にも“『ラブライブ!』の魅力”を語って来ました。ですが、後者の人たちの質問の裏にあるのは、「何故中里をはじめとした多くの人間は、こんなに熱狂的にオチたのか」が純粋にわからない戸惑い、だったのです。 後者の質問に適切に答えるには、単純な客観的魅力の列挙ではなく、「何故自分がこうなってしまったのか」。自分の内面で起こっていたことを語るべき