愛知県小牧市出身の浅埜江里さん=当時(26)=を暴行し死亡させたとして愛知、福井両県警の合同捜査本部に傷害致死容疑で再逮捕された中古車販売業、林圭二容疑者(40)=別の女性への殺人罪などで起訴=が、不特定多数の客とやりとりさせる有料サイト「ライブチャット」で、浅埜さんを約2年半にわたり働かせていた疑いがあることが7日、捜査関係者への取材で分かった。 合同捜査本部によると、平成18年12月ごろ、林容疑者と同居していた浅埜さんは助けを求めて家族に連れ戻されたが、その翌日に、自ら林容疑者宅に戻った。 同じころから、林容疑者は浅埜さんを鍵の掛かる和室に閉じ込め、映像とともに客と会話するライブチャットの仕事をカメラ付きの携帯電話でさせるようになった。浅埜さんが眠ると暴行、長時間働かせていた。浅埜さんが死亡したとされる21年7月ごろ、無職だった林容疑者の金融機関口座には約4千万円の残高があり、浅埜さん