旧統一教会関連団体が韓国で開いた「ワールドサミット2020」。教団の韓鶴子総裁(中央)や各国の政治家らが参加した=天宙平和連合(UPF)のホームページより 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体が2020年2月に韓国で主催したイベントに、日本から多くの地方議員らが参加していたことが議員らへの取材で判明した。参加した元市議は「関係者から約170人が参加したと聞いた」と証言。議員らは教団側に旅費を負担してもらったり、公費の政務活動費(政活費)で処理したりしていた。取材に対し、政治活動に対する教団の影響を否定したが、専門家は不適切だと指摘している。 170カ国から参加、教団トップがあいさつ イベントは「ワールドサミット2020」。教団の創始者・文鮮明(ムン・ソンミョン)氏(故人)の生誕100年を記念し、関連団体「天宙平和連合」(UPF)が主催した。 団体のウェブサイトによると170カ国から