大麻取締法違反容疑で逮捕された俳優の永山絢斗(けんと)容疑者の出演作品の取り扱いが、メディアによって分かれている。NHKの大河ドラマは降板が決まったのに対し、映画は予定通り公開することが決定。芸能人の不祥事を巡っては関係した作品の公開の是非が論議を呼ぶことも多いが、専門家は「作品に罪はない」とした上で「視聴者からの批判への脆弱性が、対応の差となって表れている」と分析している。 永山容疑者が出演した映画は、人気漫画の実写化「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」。公式サイトは19日、既に公開中の前編「運命」に続き、後編「決戦」も再撮影・再編集は行わずに予定通り6月30日に公開すると発表した。 同志社女子大の影山貴彦教授(メディア論)は「作品自体に罪があるわけではなく、作品を非公開にして罪を償う必要はない」とし、映画を公開する判断は妥当だと指摘。リスクマネジメントなどを専門とする桜美林大の西
![永山絢斗容疑者、大河は降板で映画は公開 対応の差は「脆弱性」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3bcdacd76c01b759877b5ce28f6e1f7bfbcb1aed/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2Fp--b_bPmlfueFaEmri4Y1igfSDk%3D%2F1200x630%2Ffilters%3Afocal%28351x475%3A361x485%29%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2F62MPBHO3FNPSZHU24HGUMWZ2M4.jpg)