理研の小保方晴子さんらが発表したSTAP細胞論文をめぐる一連の報道に世間が大騒ぎする一方、トップニュース扱いとはならなかったニュースも存在する。STAP細胞のニュースがテレビで大きく扱われた日に、他にはどのようなニュースがあったのか、これまでの流れを振り返る。
理研の小保方晴子さんらが発表したSTAP細胞論文をめぐる一連の報道に世間が大騒ぎする一方、トップニュース扱いとはならなかったニュースも存在する。STAP細胞のニュースがテレビで大きく扱われた日に、他にはどのようなニュースがあったのか、これまでの流れを振り返る。
理化学研究所で研究者として働いていたドイツ人の大学教授がANNのインタビューに応じ、「STAP細胞問題の以前にも理研でデータの改ざんなどがあった」と語りました。 理化学研究所の元研究者、トーマス・クヌッフェル氏:「(Q.論文の盗用など見たことがあるか?)ええ、見たことがあります。私は、それについて批判しましたが、うまくいかなかった。批判に対する前向きな反応はなく、逆に私の立場が危うくなりました。それは、理化学研究所で育まれた一種の『文化』だと思います」 現在、ロンドンの大学で教授として働くクヌッフェル氏は、去年までの15年間、理研の脳科学研究センターのチームリーダーとして働いていました。しかし、データの改ざんを指摘したことなどが原因で理研から契約を更新されなかったということです。クヌッフェル氏は、科学雑誌「サイエンス」のウェブサイトに「理研は研究不正に対して甘い」と告発していました。
4月16日、理研発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹・副センター長が、STAP細胞の研究不正問題で記者会見を行った。テレビ局が生中継したため、私も視聴することが出来た。 笹井氏の説明は分かりやすかった。今回の論文発表の経緯を解説し、STAP細胞は「検証する価値のある合理性の高い仮説」と結論した。ただ、様々な問題点を指摘されたことを受け、「論文は撤回するのが適切」と意見を述べた。妥当な意見だろう。
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