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ブックマーク / id.fnshr.info (1)

  • 研究室の藪の中|Colorless Green Ideas

    ある剽窃さわぎから発覚した捏造。しかし、それをめぐる関係者——特任研究員、ポスドク、助教——の言葉は一致せずに……。 査問委員会に問われたる院生の物語 さようでございます。あの剽窃(ひょうせつ)を見つけたのは、わたしに違いございません。わたしは先週いつもの通り、図書館に新しく出た論文を読みに参りました。すると論文の実験結果の段に、あの剽窃があったのでございます。あった処でございますか? それはネイチャーやサイエンスのような注目を浴びる有力誌からは、大分隔たって居りましょう。査読をろくにしていないとの評判の、インパクトファクターのさして大きくない学術誌でございます。 読んだ論文に出ていた実験結果はわたしが以前に読んだ別の論文とまったく同じものでございました。何しろ使われている単語が一字一句同じであるばかりか、結果の表に書かれている数字まで同じでございます。いえ、序論や結論はさすがに同じ論文か

    burie
    burie 2014/04/24
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