先日、カナダのある街で、横断歩道を渡っていた4人の子どもに向かって、猛スピードで車が接近。暴走車に気が付いた男性が自ら運転する車で行く手を遮り、結果、2台が衝突する事故が発生した。幸い男性や子どもたちにもけがはなく無事だったのだが、この一件が報道などを通して広く知られると、身を挺して子どもたちを守った男性に称賛の声が上がっている。 カナダ紙エドモントン・サンやカナダ放送局CBCなどによると、事故は8月31日午後4時25分ごろ、アルバータ州エドモントンにあるショッピングモール近くの道路で起きた。この日、自分が暮らすブリティッシュコロンビア州フォートネルソンから、両親がいるエドモントンを訪れていた46歳のダレル・クルシェルニツキさんは、買い物をする恋人をショッピングモールへ送り届けた。そして恋人を先に車から降ろしたとき、近くの通りに目をやると、危険な出来事が起きそうな気配を感じたという。 彼の