ネットの「予測市場」は、衆院選の結果をどれくらい正確に予想できただろうか。衆院選の各政党の獲得議席数を、予測市場の仕組みを活用して予測する実験サイト「shuugi.in」の投票前日・8月29日の予想と、実際の獲得議席数を比べてみた。 shuugi.inでは29日時点で、民主党316議席、自民党119.3議席、公明党19.3議席と予測。実際の獲得議席数は、民主が308議席、自民が119議席、公明が21議席だった。民主・公明は予想とやや開きがあったものの、自民は的中していた。 shuugi.inは、登録ユーザーが仮想市場に参加し、仮想通過「S$」(衆議ドル)で各政党の仮想株式を売買、売却益を得る仕組み。静岡大学情報学部の佐藤哲也研究室が開発し、3000人以上が参加している。 2005年の衆院選では、同様な仮想市場の仕組みを、はてなが「総選挙はてな」として提供。結果は、開票前のメディアの予測とか