新年映画特集 映画監督・是枝裕和がまだテレビにこだわる理由 是枝裕和氏(映画監督・テレビディレクター) マル激トーク・オン・ディマンド 第456回 2010年最初のマル激は、新年特別企画として、ゲストに映画監督の是枝裕和氏を招いて映画特集をお送りする。 今回取り上げた作品は、現在公開中の新作映画から『戦場でワルツを』『誰がため』『カティンの森』『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』の4本と、是枝氏の最新作『空気人形』。 新作4本のうち『キャピタリズム』以外は、いずれも戦争をモチーフにした作品だ。アニメーションとドキュメンタリーの融合という斬新な手法で戦争体験を描いた『戦場でワルツを』、第二次世界大戦中に起こった実話をベースに映画化した『誰がため』と『カティンの森』の3作品を通して、映画で戦争を描くことの意味やその手法について議論した。 マイケル・ムーアの最新作『キャピタリズム』では、ムーア自身