ブックマーク / hyperion64-universe.hatenadiary.org (1)

  • ジョナサン・スウィフトの凄さ - サイエンスとサピエンス

    英文学者としての夏目漱石が一目も二目もおいた作家というとジョナサン・スウィフトに指を折る事になろう。 彼の東大での英文学講義録『文学評論』でスウィフトに最大のページを割いているのがその証拠だ。高い芸術性の評価というのではないかもしれないが、その想像力と物語性、そして、独創性に高い関心を示したのだと思う。 大和ピープルにはあるまじき才幹と感じたのだろう。漱石先生が、美文や壮麗な文学には興味を示さず、痛罵と皮肉と空想力の作家スウィフトに関心を示したのは考えさせるものがありはせぬか? その理由は、スウィフトが一癖も二癖もある人物だったこともあろうけど、やはりアイルランドの窮境を最大限の風刺をもって論じた『貧困児処理の控えめな提案』に心底驚きいったためではないか。スウィフト自身アイルランド系であるのは留意しておこう。 アイルランド人民の貧困と飢餓を救うには、彼らを赤ん坊のうちに塩漬けにしてべるの

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