栃木）「命綱付け忘れ」遊具転落事故、運営会社が報告書：朝日新聞デジタル那須町の遊園地「那須ハイランドパーク」で男性客が遊具から転落死した事故で、運営会社が設置した安全委員会は事故原因を「勤務６日目のアルバイトスタッフが命綱を付け忘れた」とする報告書を公表した。県警が業務上過失致死容疑で捜査を進めている。 事故は８月５日、クライミングなどを楽しめる屋内複合アトラクション「ノボランマ」の遊具で起きた。鉄柱から空中につるされたサンドバッグに飛びつく遊具で、男性客は５メートルほどの高さから転落し、胸などを強打して死亡した。 報告書によると、男性客はハーネスとヘルメットを着用したが、スタッフが命綱を付け忘れたという。事故当時、この遊具は男性アルバイトが１人で担当していた。男性客に命綱を付けないまま、遊具のはしごを登らせたことが原因と認めた。「配置人数不足、担当者の経験不足は否めない」と安全管理体制の不備を指摘した。 報告書は組織的な意識の低さにも言及した。マニュアルの
WEB特集 “同時多発通報”あなたのもとに救助は来るのか | NHKニュース
