国民生活センターは4月19日、ネット通販サイトにおける「¥」表記について注意喚起する声明を発表した。一部のネット通販サイトの利用者から「『¥』表示を見て申し込んだら、日本円(JPY)ではなく、中国人民元(CNY)で決済され、約20倍の価格で購入したことになっていた」という相談が複数寄せられているという。 ¥は日本円の通貨記号として使われ「円記号」と呼ばれている一方、中国人民元の通貨記号にも使われている。19日時点でのレートは、1元=19.56円。 国民生活センターが問題を指摘しているのは「Calli-Calli」という通販サイト。同センターがサイト内の表示を確認したところ、申し込みが完了するまでの画面では、¥表示が中国人民元であるとの表記は見られなかったという。サイトは日本語で作られているため、日本円と誤認する可能性があると指摘している。 国民生活センターには「画像共有SNSで広告を見て通
ウルトラハイエンドGPU「Radeon HD 6990」搭載の最強ビデオカード(関連記事)は、今もあまり値下がりすることなく7万円前後で売られている。 日本人でも買うには勇気がいる価格の製品であり、中国人ならなおさらのこと、買うにはハードルが高いのは容易に想像できよう。 実際、7万円だと都市部の住民でも2ヵ月分かそれ以上の給料が必要となる。もちろん、これまで中国ではハイエンドの製品はほとんどのPCユーザーにとって無縁なものであった。 そんなRadeon HD 6990搭載の最強ビデオカードが中国でおそろしいほど売れている。なんでも、電脳街のASUSTeKやGIGABYTEなどのパーツメーカー代理店には、Radeon HD 6990搭載ビデオカードを十個~数十個まとめて購入する客がしばしばやってくるのだとか。 その原因はオンラインゲームセンターと化したインターネットカフェの競争激化でもなけれ
漁船の船長釈放後も事態が収拾せず、日本では新聞・テレビで連日報道されている尖閣諸島問題。中国では全国紙の政府機関紙はあまり読まれておらず、各都市で発行されている「~晩報」と呼ばれる市民向け新聞が人々に読まれているが、今回の問題が最も取り上げられたのは、温家宝首相が直々に日本政府に対して船長の無条件解放を要求した時だった。 その次に多かったのがフジタ社員4人の拘束と、船長の釈放だった。中国の地下鉄や路線バスには、公共交通専門チャンネルを放送する液晶テレビが取り付けられているが、ここでもやはり温首相登場から船長釈放あたりまで若干報じたものの、その後は少なくなった。 中国各地の新聞はデジタルアーカイブ化されており、PDFで読むことができる。各地の新聞サイトを集めたABBAOをみると、温首相の要求を大きく扱っているところと、そう大きく扱っていないところとさまざまだ。いずれにしろ、継続的にこの事件を
“Twitterなどない”ことにしたい当局 Twitterを鋭意制限中の中国ネット界に衝撃が走った。とある日本人女優が最近Twitterを始めたところ、なぜか中国本土からのフォロアーが激増したのだ。「グレート・ファイアウォール」(GFW、中国語名は“金盾”)に遮断されて、中国ではTwitterを利用するどころかサイトへのアクセスすらできないが、日本人女優の書き込みを見るために数万人の中国人が危険な壁を乗り越えたらしい。 TwitterにしろYouTubeにしろ、そして、中国で数ある“アクセスNG”認定サイトにしろ、基本的にニュースで報じることは制限をしていないので、今回のような事態は、「海外サイトの新サービス関連記事」という技術的な話題として紹介されることが多い(そういう意味で、Google中国撤退の報道が規制されたのは極めて異例だった)。 「日本人女優のTwitterアカウントに中国人が
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