前回、前々回は、比較的一般的なユーザーにもまだ身近な範囲のコプロセッサーを取り上げてみたが、今回はもう少し外れた部分をいくつか解説していこう。 SCSIなどのストレージ分野で 活躍したコプロセッサー ストレージの分野はかなり昔から、高機能なアクセラレーターが投入されてきた分野である。おそらくこの分野の最初は、Adaptecの「AHA-1742」ではないかと思われる。「AHA-1742」は、EISAバスで動作するFast SCSI用のDMAコントローラーであったが、内部にRISCベースのPhaseEngineと呼ばれるCPUを搭載しており、これでプロトコル処理を一部ハンドリングしていた。 ただ最初のPhaseEngineは4MIPS程度の性能だったと記憶している。これに続き、やや性能改善した(確か10MIPS)のPhaseEngineを搭載したAIC-7xxxシリーズというコントローラーも投
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