タグ

ブックマーク / fussy.web.fc2.com (3)

  • ペイント・ルーチン (1)シード・フィル アルゴリズム

    ここでは、シード・フィル(seed fill)による閉領域の塗り潰し、いわゆるペイント・ルーチンについて取り上げたいと思います。 シード・フィル アルゴリズムは、以下のような流れになります。 塗り潰しの開始点(シード)として指定した 1ピクセルを塗る 今塗ったシード・ピクセルの周囲から塗り潰すべきピクセルを探す そのピクセルを新たなシードとして 1,2と同様の処理を繰り返す 新たなシードとなるピクセルがなくなった時点で塗り潰しは完了している 2のステップで見つかるシードの候補は一点だけとは限らないので、見つけたシードの候補は全てどこかに記憶しておく必要があります。そのあたりを考慮してアルゴリズムを練り直すと次のようになります。 シードとして指定した 1ピクセルを塗る 今塗ったシードピクセルの周囲から塗り潰すべきピクセルを探し、シードの候補としてその座標をバッファに記憶する バッファから 1

  • 画像処理 (3) 顕著性マップ

    人は、目から得られるたくさんの情報を常に処理し、それに対して判断を行っています。目に映るモノ全てに対してそれが何かを一々判断していたのでは、特に瞬時の判断が必要な場合は生死に関わることになる可能性もあります。車の運転中、前の車が急停車したという情報を処理するときは、目の前に近づいてきた車やそのブレーキランプを見て判断すれば充分なのに、周囲の景色や道路標識なども常に処理されていては判断が間に合わなくなります。そのため、当に注目すべきモノだけに無意識に注意を引くような仕組みが人には備わっています。これは、人に限らず他の動物にもあり、天敵などの危険から逃げたり、逆に獲物を追う時に逃げる対象の動きを瞬時にとらえるなど、常に視覚情報から注意を引く部分を抽出して、それ以外の情報はカットしてしまう機能が必要になる機会は人よりも多いことが想像できます。 今回は、注意を引く対象を見つけるための仕組みとして

    butyricacid
    butyricacid 2014/06/28
    ガウシアン
  • アルゴリズムの紹介

    ここでは、プログラムなどでよく使用されるアルゴリズムについて紹介したいと思います。 元々は、自分の頭の中を整理することを目的にこのコーナーを開設してみたのですが、最近は継続させることを目的に新しいネタを探すようになってきました。まだまだ面白いテーマがいろいろと残っているので、気力の続く限りは更新していきたいと思います。 今までに紹介したテーマに関しても、新しい内容や変更したい箇所などがたくさんあるため、新規テーマと同時進行で修正作業も行なっています。 アルゴリズムのコーナーで紹介してきたサンプル・プログラムをいくつか公開しています。「ライン・ルーチン」「円弧描画」「ペイント・ルーチン」「グラフィック・パターンの処理」「多角形の塗りつぶし」を一つにまとめた GraphicLibrary と、「確率・統計」より「一般化線形モデル」までを一つにまとめた Statistics を現在は用意していま

  • 1