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ブックマーク / cocolog-nifty.hatenablog.com (3)

  • 夏目漱石『こころ』の K はなぜ先生をぶん殴り車夫にならなかったのか - 山下泰平の趣味の方法

    大人になると読み方がかわる 『こころ』の K はどのような人間なのか K のような苦学生はたまにいた 夜学校の先生になったのは合理的な判断ではあった 苦労すれば強い人になれる 苦学の世界は二つあった 先生と K の旅行 大人になると読み方がかわる 夏目漱石による小説『こころ』は、名作とされている。 初版復刻版 こゝろ (岩波文芸書初版復刻シリーズ) 作者:夏目 漱石岩波書店Amazon 有名な作品なだけに、色々な人が様々なことを書いているが、誰もが否定できないのはとにかく面白く読めてしまうことだろう。『こころ』は新聞連載小説であるため、一日の掲載分の終盤には、次回への期待を煽られるようなことが書かれている。ついつい続きを読みたくなってしまうような構造で、このあたりは職業作家夏目漱石の面目躍如といったところであろう。 ただし漱石の初期作品とは異なり、『こころ』には書きながら考えているよう

    夏目漱石『こころ』の K はなぜ先生をぶん殴り車夫にならなかったのか - 山下泰平の趣味の方法
    buu
    buu 2023/07/19
    “共通するところもなくはないような気がしないでもない” 中島みゆきの「ミラージュホテル」という曲に「それはもしやあると疑えなくもない」という歌詞があることを思い出した。
  • 伝統的な家族観を崩したくないなら夫婦別姓を認めたほうが効率が良いと思う - 山下泰平の趣味の方法

    以前にふと気になって夫婦別姓について調べてみると、 選択的夫婦別氏制度がまだ導入されていなかった。引越しで住所が変っただけでも面倒くさいのに、名前が変るとかどれだけ面倒くさいのかと、想像するだけで卒倒しそうになってしまった。名前を変えることでジャンプ力が上ったり握力が100kgなるんだったら面倒くさくてもいいけど、変えたところでなにもないんだから嫌な気持になるだけだと思う。 夫婦別姓が駄目な理由には色々あるっぽいんだけど、伝統的な家族観を崩したくないから、夫婦別姓の導入には反対みたいな人たちがいるらしい。これは微妙なところが多くて、個人的には伝統的な家族観を守りたいのであれば、夫婦別姓をさっさと認めたほうが良いと考えている。 一般的に流通している伝統的な家族観というのが曖昧なのでよく分からないのだが、徳川期の家だと流石に破綻しすぎててヤバいので、おそらく明治以降にできた家族観のことを指して

    伝統的な家族観を崩したくないなら夫婦別姓を認めたほうが効率が良いと思う - 山下泰平の趣味の方法
    buu
    buu 2022/03/30
    制度で家族観をどうにかしようとか、おこがましいとは思わんかね?
  • 私がコロナウイルスに関して騒ぎすぎだろって思ってしまった理由 - 山下泰平の趣味の方法

    記憶は曖昧だけど昨年度、2020年の3月あたりの私は、コロナウイルスに関して騒ぎすぎだと考えていた。きちんと調べていないってのもあったんだけど、今から考えると特定の分野に関して知識があったからこそ、余計に思い込みが強くなった側面があったと思う。 その時期の私は、日では清潔さに関する意識が比較的まともであり、必要な事柄も理屈で説明すれば誰でも理解できると考えていたのである。これは感覚的なものではなくて、個人的に読んだものや調査したものから割出した結論だった。 私は明治から戦前くらいに書かれた面白そうな文章はなんでも読む。だから明治の社会が、虎列剌(コレラ)などの伝染病へどう対処してきたのかを知っていた。明治や大正時代の新聞記事なんかもそれなりには読んでいるので、衛生観念はこう広がっていったのかということもなんとなく分かっている。ちょっと話題になった戦前のマスク云々のお話も、当然ながら認識し

    私がコロナウイルスに関して騒ぎすぎだろって思ってしまった理由 - 山下泰平の趣味の方法
    buu
    buu 2021/02/11
    ナンダコリャ?
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