空き部屋を宿泊施設として提供するシェアリングサービス「Airbnb」や、自家用車を相乗りするシェアライドサービス「Uber」など、シェアリングエコノミー(共有経済)が注目されている。日本でも、2020年に開催される東京オリンピックに向けてシェア経済が普及するかもしれない。 デンマークのコペンハーゲンでは、自転車をシェアするサービス「AirDonkey」が試験運用されている。現在、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で事業拡大に向けて支援募集中だ。 AirDonkeyは、自転車用スマートロックと共有用スマートフォンアプリを使い、自転車を貸し借りできるサービス。自分の自転車を使っていないときに、街のどこかに駐車してAirDonkeyで公開すれば、誰かに貸し出せる。 自転車の持ち主は、まずサービスの利用を申し込み、スマートロックやステッカー、操作ガイドパネルの入った「AirD