県と本州四国連絡高速道路は、今治市と広島県尾道市を結ぶ「しまなみ海道」の自転車通行料の無料期間を2年間延長し、2018年3月31日までにすると発表した。 自転車通行料の無料化は、サイクリングで観光振興を目指す県などが14年7月に開始。15年度に1年間延長され、16年3月31日までが期間だった。 県によると、昨年の8~10月にしまなみ海道周辺の主な観光地を訪れた人は、無料化前の約1・4倍に増加。15か所で貸し出しているレンタサイクルの利用実績も約1・8倍に伸びるなど、誘客に一定の効果があるとみて、無料期間の再延長を決めた。 来島海峡大橋や伯方・大島大橋、多々羅大橋など六つの橋の通行料(50~200円)が無料。自転車だけでミニバイクは対象外だ。 県は「今後も自転車でしまなみ海道に親しんでもらえる環境を整えたい」としている。
◆4区連携、シェア活用 放置自転車台数が都内の駅でワースト1位の秋葉原駅周辺。千代田区などでつくる「秋葉原駅周辺放置自転車対策会議」は、千代田、中央、港、江東の4区による広域連携コミュニティサイクル(※)を活用して放置自転車対策に取り組んでいる。今月1日から実証実験が始まっており、将来的には放置自転車ゼロを目指す。 ビジネスマンや外国人観光客が行き交う秋葉原。量販店ヨドバシカメラの入り口の前には、10台以上の自転車が並んでいる。歩道上に自転車を止め、足早に去っていく男性の姿も。 2014年度の都の調査によると、晴れた日の午前に秋葉原駅周辺には、840台の放置自転車があった。前年度の調査より164台も増えており、都内全駅周辺で、錦糸町、新宿に次ぐワースト3位から同1位になった。 この結果を受け、千代田区は15年4月、JR東日本やつくばエクスプレスなどの鉄道事業者、ヨドバシカメラなど集客施設事
◆上市―高岡結ぶ71キロ 立山連峰や里山の豊かな自然に恵まれた富山の魅力を、田園地帯を駆け抜ける自転車で楽しんでもらおうと、県は上市町と高岡市の間を結ぶ延長約71キロの「田園サイクリングコース」の整備を進めている。県が既に整備を終えた「富山湾岸サイクリングコース」に続く第2弾で、2016年春の整備完了を目指している。コースの魅力をPRし、北陸新幹線延伸開業のタイミングを生かした観光誘客につなげたい考えだ。 新設する田園コースは、富山地方鉄道の上市駅周辺から、高岡駅周辺までの間を、県道立山山田線や県道高岡小杉線などを経由して結び、県南部を東西に横断するルートになる。 コースとなる車道の路肩や自転車道中央の路面には、目印となる「ナビゲーターライン」として、10メートルごとに3メートルの青色の線を表示する。道路が分岐する地点では、40メートル手前から路面に矢印マークを描いて分かりやすく誘導する。
江戸幕府15代将軍・徳川慶喜が、明治時代の29年間を過ごした静岡市で愛用した自転車を復刻させる――。 そんなプロジェクトを進めてきたメンバーが6日、静岡市葵区の常葉大でシンポジウムを開き、中間報告を行った。約4か月間、慶喜が自転車に乗っている写真など、手がかりになりそうな資料を探したが見つからず、復刻はひとまずお預けになった。市は今年度中に最終報告をまとめる。 大政奉還後に政治の表舞台から姿を消した慶喜は1868年に水戸から静岡に移り、JR静岡駅近くにある代官屋敷(現在は料亭の浮月楼)などで29年間を過ごした。沈黙を貫く一方、狩猟や油絵、自転車、写真などに次々と興味を持った。 静岡市内では、慶喜が県内で最初に自転車に乗ったとの言い伝えがあることから、市が「世界水準の自転車都市」を目指すシンボルにしようと復刻を計画。今年7月、県内で初めて自転車店を開業した子孫ら4人に調査を依頼していた。 慶
さいたま市大宮駅に自転車専用ロッカー「B-box」がオープン 埼玉県内で初!オフィスへのスポーツ自転車通勤を促進 日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:下條 治、以下 NCD)は、埼玉県内で初となる自転車専用ロッカー「B-box」による駐輪場を、大宮駅西口のSAITAMA Cycle Station(さいたまサイクルステーション)にオープンいたしました。 「B-box」URL: http://bbox.ecopool.jp/place.html ・大宮駅西口SAITAMA Cycle Stationに設置 https://www.atpress.ne.jp/releases/74723/img_74723_1.jpg ・施設内の様子(B-box) https://www.atpress.ne.jp/releases/74723/img_74
大阪府警が、自転車の信号無視で摘発・警告した約500人に対して聞き取り調査を実施したところ、4割近くが警察官が近くにいるのを知りながら、信号無視をしていたことがわかった。 意識の低さが浮き彫りとなり、府警は今月、自治会などと協力して信号を守るよう呼びかける「信号守らせ隊」を発足させる。 これまでも自転車の信号無視は摘発対象だったが、さらに、6月1日施行の改正道交法で、信号無視など重大事故につながる危険行為を繰り返した自転車運転者には、安全講習の受講が義務づけられた。 同月末までに全国で登録された危険行為は549件。信号無視が231件と最多で、うち84件が大阪府内だった。府内では今年、自転車の信号無視が原因とみられる事故で10人が死亡。このため、府警は5、6月に聞き取り調査を実施した。
千葉市は、浦安マリーナ(浦安市)と千葉港を結ぶ自転車愛好者向けの船「サイクルシップ」の運航を企画した。10月5日の1日限りだが、東京方面から愛好家を呼び込んで千葉市内をサイクリングしてもらうことを目指し、需要の把握などをする実験と位置付けている。(深沢雅弘) 市臨海地域再整備室によると、市は県と協力し、千葉中央港地区の旅客船桟橋2基を整備中で、2015年度末に1基が完成する予定。10年度から毎年、完成予定の桟橋の活用を想定しながら、既存の施設を使って神奈川県の横浜や三崎、東京都の伊豆大島、静岡県の熱海などへの運航実験や船を使った海辺のにぎわいづくりを企画している。 今年度は工場夜景観賞クルーズや子ども船長体験、船での婚活イベントが予定されており、サイクルシップ運航も取り組みの一環だ。 浦安マリーナと千葉港間は約30キロ。江戸川を越える道路は大型車が多く、自転車では危険も多いため快適とは言い
県内の起伏に富んだ地形と美しい自然の景観を生かし、自転車を使った周遊観光「サイクル・ツーリズム」で観光客を呼び込もうという取り組みが進んでいる。県は、国内で増えている台湾など海外からの愛好家も呼び込みたい考えで、各地でコースを設定して施設整備を進めるとともに、2016年春の北海道新幹線開業を見据えて、先進地・北海道とも連携を強化する考えだ。(野口晴人) ■海外客も照準 青森市の旅行企画会社「また旅くらぶ」は7月中旬、今別町の北海道新幹線「奥津軽いまべつ駅」の予定地を出発し、竜飛崎など津軽半島を周遊する約84キロの「お試しツアー」を行った。県職員や自転車関係者ら15人が参加し、心地よい夏の津軽半島の旅を楽しんだ。旅くらぶ主宰の高木まゆみさん(47)は「津軽海峡を見渡せる景観は県外の人も感動するに違いない」と来年以降、ツアーの本格開催を目指している。 近年、健康志向などから自転車は全国で人気が
自転車の交通事故による高齢者の死傷者を減らそうと、県警は、帽子感覚でかぶれるおしゃれなデザインの新型ヘルメットに注目し、積極的に利用を呼びかける作戦に乗り出す。自転車用ヘルメットは小中学生には着用が広がっているが、高齢者を含む大人からは「格好が悪い」と敬遠されがちだ。そこで、おしゃれヘルメットを高齢者向けの講習会などで紹介し、着用率アップを目指したい考えだ。(益子晴奈) 県警が注目したのは、東京都や埼玉県の取り組み事例だ。都は市民にヘルメット着用の努力規定を盛り込んだ条例を施行し、職員には業務で自転車に乗る際、購入したヘルメットを着用させている。そこで使われているのが、帽子カバー付きの新型ヘルメットだ。服飾メーカー「日本パレード」(東京都)が開発したもので、ヘルメットに帽子をかぶせる仕組み。デザインは水玉模様や花のコサージュ付き、野球帽など10種類と豊富で、取り外せるので着せ替えもできる。
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