前回解説したPSドライブのようにPowerShellは記述力が高く、見た目の単純さからすると、比較的「難解」な言語だ。多くの言語では、変数名や関数名など、多くの「名前」やキーワードを使う。名前やキーワードは英単語をベースにして、理解しやすい表現を使うのが普通だ。 これに対して、記号文字は、それぞれの言語で固有の意味があるものの、記号なので意味をくみ取ることは困難だ。つまり、記号文字に関しては、どんな言語でも定義を知らなければどうしようもない。 ここでは、PowerShellの記号文字の使い方について、混乱しそうな部分を中心に簡単に解説する。記号文字の意味を理解すると、サンプルプログラムや他人の作ったPowerShellスクリプトの意味が理解しやすくなる。 なお、この解説は、現状入手可能なPowerShell 3.0の文法定義ドキュメント「Windows PowerShell Languag
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