その若者は漫画家を志望していて、17歳のとき、応募した漫画が準入選し、 担当の編集者がついてくれることになって故郷の熊本から東京に上京しました。 すぐにも連載を持たせてもらえるものと意気揚々でしたが・・・ 現実は、そう甘くはありませんでした・・ それどころか漫画を描く以前の段階で、ボツに次ぐボツ。 担当者に作品のあらすじを提出しても、まったく通りませんでした。 描いても、描いても、その場でボツ・・・ さすがに自分の力のなさを思い知らされて、 漫画家になるなんて到底ムリだ、と思ったそうです。 プロの漫画家は、読者を夢中にさせる漫画を、毎週19ページも描いて、 しかも次回作を期待させ、全体としても面白い作品に仕上げている・・ そのことが、どれほどにハードルが高いことで、 並大抵のことで越え続けることができるハードルではないことを、 徹底的に思い知らされ、叩きのめされたのです。 「漫画家なんて、
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