今回は、特別編として、洪水被害に見舞われているタイ・バンコクから現地レポートをお届けします。 タイを訪れてみると…… 2011年10月27日、外務省はバンコク、ならびに周辺地域に対して、「渡航の是非検討」から「渡航の延期」に危険勧告を引き上げしました。 筆者は同10月26日早朝着のフライトでバンコク・スワナプーム空港に到着しました。いままで、飛行機には何百回も搭乗しているのですが、こんなにガラガラのフライトは初めてでした。羽田空港チェックインカウンターでの説明では、前日&当日にキャンセルが続出したとのことです。 原因は予測ミス? さて、今回の洪水についてですが、降雨量予測の読み間違えが原因といわれています。通常、タイの雨季は10月後半に終わり、11月から数カ月乾季が訪れます。例年、この乾季に向けた灌漑(かんがい)用水として、チャオプラヤ川*上流のダムで貯水しています。 今年(2011年)の
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