鮮烈な映像美の作品の数々で、アニメーションの第一線で活躍を続ける監督の森本晃司さんが、初めて小劇場の舞台演出に挑戦することになりました。 「人間の新たな進化」をテーマに芝居と映像を融合した作品で、舞台のネット中継や、制作費をクラウドファンディングの手法で調達することなどでも、注目を集めそうです。 アニメーションから舞台へ アニメーション監督の森本晃司さん(53)は、大友克洋さんと組んだオムニバス映画「MEMORIES」の短編「彼女の想いで」や、ケン・イシイさんのミュージックビデオ「EXTRA」など、鮮烈な映像美の作品の数々で国内外から高い評価を受けています。 日本を代表するアニメーター、演出家の1人として30年以上のキャリアを持つ森本さんが今回初めて挑戦したのが、小劇場の舞台演出です。 劇団「ムシラセ」を主催する新進劇作家の保坂萌さんと組んだオリジナル脚本で、12月の上演に向けて準備が進ん