◆「お坊さんと話そう会」に海龍王寺住職 石川重元さん ◇DJ活動や人生観語る 奈良の若手僧侶に様々なテーマで語ってもらう「若いお坊さんと話そう会」の3回目が15日、朝日新聞奈良総局で開かれた。海龍王寺住職の石川重元(じゅうげん)さん(45)が「イケ住と呼ばれて わたしはディスクジョッキー」のテーマで、多彩な活動や人生観などを語り、約20人が耳を傾けた。 奈良市のコミュニティーFM「ならどっとFM」でディスクジョッキーを務めるほか、ツイッターなどでの発信にも熱心な石川さん。親交が深いイラストレーター・みうらじゅんさんから「いけてる住職=イケ住」の称号も授かった。 ラジオでは1980年代のファッションや音楽の話も取り上げる。その狙いについて「バブルの頃の若者は『車を買ってデートしたい』とアルバイトに励むエネルギーがあったが、今は『じゃあ電車でいいや』という時代。日本が元気だった頃を知る