高専ロボコン優勝メンバーが「熱意のままに作る」搭乗型ロボットで描く、次世代のモノづくり 2013/12/04公開 2013年11月3、4日に行われたMakerムーブメントの祭典『Maker Faire Tokyo 2013』でひときわ子どもたちが群がっていたブースがある。その中心にあったのは、骨組みでできた『スケルトニクス』という動作拡大型スーツだ。 最大の特徴は、ロボット的な見た目でありながら“人力のみで動作可能”という点だ。一般的にロボットと聞くと動力としてモーターが組み込まれたものを想像するが、スケルトニクスにはモーターが搭載されていない。人力を活用してモーターが担うべき動力へと代える制御機構となっている。 これを制作・販売しているのは、今年10月、スケルトニクス株式会社として法人化した「チームスケルトニクス」。起業に参画したのは、代表の白久氏をはじめ、同級生だった阿嘉氏、後輩の中野