ルパン三世 カリオストロの城(1979) 風の谷のナウシカ(1984) 天空の城ラピュタ(1986) となりのトトロ(1988) 魔女の宅急便(1989) これをリアルタイムに観た人じゃないと、宮崎駿の当時の良さは分からないと思う。 というのも、1980年代以前の他のアニメ作品としか比較できない環境下でみたら、 宮崎駿作品は、 キャラ立ちが強くて唯一無二。 活劇の盛り上がりが革新的。 ・・・と、今のあなたの評価とほぼ真逆になってしまうのだ。 そして、毎回、作品が発表されるたびに、「これぞ宮崎駿の最高傑作!」と当時のみんなが思ってた。 宮崎駿の大成功があって、 アニメでここまで表現できるんだ、これだけ金掛けて良いんだ、という価値観がスポンサーやクリエイターに共有されて、 1990年代以降のアニメ文化の発展があるわけよ。 発展後に生まれた世代から見たら、そりゃ、あらゆる点でいまいちに見えても仕