本日(7.17)決定、第151回の芥川・直木賞も、エキレビ!より予想をお届けします。芥川賞もまもなくアップ。 今回も★で本命度を表しますが、作品の評価とは必ずとも一致しないことをお断りしておきます(5点が最高。☆は0.5点)。 ■『ミッドナイト・バス』伊吹有喜(初。文藝春秋) 高宮利一は高速バスの運転手だ。 一度離婚して以来独身を貫いているが、彼には付き合っている女性がいる。定食屋を営む、志穂という女性だ。子供に対しての責任が一段落したらゆっくり自身の幸せについて考えてみたいというのが、利一のささやかな希望である。 ある晩、彼の運転するバスに一人の女性が乗ってきた。16年前に別れた妻の美雪だ。それを機に、彼女との利一との間には不思議な縁が芽生えていく。 二人の子供である彩菜と怜司、美雪の父・敬三にまでそれは及び、彼らの運命に変化を及ぼすのである。 登場人物の誰もが自分の思いの伝え先、心の行
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