「怒れる女子会」呼びかけ人の弁護士・太田啓子さんインタビュー(後編) 男もオッサン政治にはうんざりしている 「怒れる女子会」呼びかけ人が語る、女性も男性もハッピーな社会 >>【前編はこちら】オッサンとは“弱者への想像力”に欠ける人 「怒れる女子会」呼びかけ人が語る、女性が政治を語る意味 ケア労働を経験した人が意思決定の場にいた方がいい ――同伴している大人がいくら気を付けていても、子どもは急に走り出すことがありますね。 太田:それに対して母は容赦のない批判を受ける。たとえば私も最近電車の中で、サラリーマン風の中年男性から「あんたの子どもが足を踏んでんだけど!」っていきなり怒鳴られました。私が父親だったらそんなふうに怒鳴るのかなって思いましたけど。そういう批判を受ける経験だってケア労働の一環かもしれません。社会に対して「規格通りにできなくてすみません」という気持ちと「少しぐらいいいじゃない」