Windows Vistaのサイドバーガジェットは、HTMLとJavaScriptを使ったミニアプリケーションの作成を可能にするものだ。より正確には、Internet Explorer(IE)と同じレンダリングエンジンを使ったWebアプリケーションが動作するのだが、IEのウィンドウ内での動作とは環境が若干違っている。基本的に、IEのウィンドウ内でできるようなことは、ほぼそのままサイドバーガジェットで行えると思ってよいだろう。 いわばInternet Explorer 4.0で取り込まれたDHTMLやActive Desktopを洗練されたものにしたのがガジェットといってもよい。表示関係では、IE用のDHTMLがそのまま利用できる。 なお、配布時に使われる“.gadget”ファイルは、ZIPまたはCAB形式である。このため、一般的な圧縮/解凍ツールを使って中身を見ることが可能だ。