本人も気づかいないうちに病気のせいで、性格や行動がガラッと変わる。それが認知症の一つ、ピック病(前頭側頭葉変性症)だ。患者は国内に1万人強と、アルツハイマー病などに比べると少ないが、65歳以下の「働き盛り」の人に起きるケースが多く、影響は大きい。 呉服店を妻と営んでいた干場功さん(73)は、あるとき突然、常連客からこう聞かれ、戸惑った。「新しい人雇ったの?」 妻・美子さんの電話応対が乱暴だったせいで誤解されたのだ。それが今から13年前、美子さんは当時59歳だった。20年近く夫婦で店を切り盛りしてきた。まじめで応対も丁寧なはずの美子さんが、今度は仕入れ先からも「夫婦喧嘩でもした? 奥さんの話し方が違う」と指摘された。疲れているのかと、大学病院に行ったが、原因不明と言われた。 「ほしばという名字が、ほ、し、あ、となる。言葉遣いが乱暴なだけでなく、妻の言葉はどんどん不明瞭になりました。スーパーで
素晴らしい時代とは言い難かった1930年代、アメリカのある小学校で試みられた算数教育の実践はいくつかの点で興味深い。 特別な教授法など用いた訳ではない点、未だに人気を誇る早期教育とは正反対のことを試みた点、そして授業時間を大幅に短縮することで(逆に)効果を上げた点が注目される。 ニューハンプシャー州マンチェスターの小学校校長L.P.ベネゼットが行った改革は、算数を学び始める時期を大胆に遅らせることだった。 1929年にはすでに、小学校の最初の2年間から算数の授業を全廃していたベネゼットは、多くの批判を受けていたが、しかし反発に屈せず自分の改革を推し進めた。 ベネゼットの基本的な考えは、6歳から教えはじめて8年間かかる算数の授業も、12歳から始めれば2年で終わる、というものだった。 そう考える一番の理由は、幼少期には難しい抽象的なものの見方・考え方も、十分に成長した後なら、ずっと容易に理解す
3大学の不認可問題で、文科省の前川喜平官房長は6日になって、「(現在も3大学の)不認可の処分はしていない」という説明を始めた。 不認可処分の正式決定後では、3大学は申請書類の再提出が必要で来春の開学が困難になるためとみられるが、翻弄された3大学は強く反発している。 前川官房長は同日の田中文科相の記者会見の後、補足説明を行った。この中で、2日に同省高等教育局長が3大学に不認可を伝えたことについて、「大学側には認可できないとは伝えたが、不認可処分をするとは伝えていない」と弁明した。
一般にspamと呼ばれる電子メールには2種類あります。オプトイン(配信承諾)して受け取ったメールと、オプトインしてないのに届いたメールです。 この記事は、インターネット全体の利益を考えるなら、オプトインして受け取ったメール広告を迷惑に感じたら、spamフォルダに入れて放置するのではなく、配信拒否(オプトアウト)するべきであることを促すものです。 (追記:なお、お肉のほうのスパムは大文字のSPAMで、迷惑メールのほうは小文字でspamと書くそうです。コメントありがとうございます) オプトインとオプトアウト あなたがメールを受け取る意思を表明することを、オプトインと呼びます。 反対に、「このメールは受けとりたくない!」という意思を表明することを、オプトアウトと呼びます。 例えば、楽天などのネットショップで買い物をした時に、「メールマガジンに登録する」というチェックボックスがあったとします。これ
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