G大阪のU―20代表FW中村敬斗(18)がオランダ1部トゥエンテに期限付き移籍することが14日、分かった。すでにクラブ間合意しており、一両日中に正式発表の見込み。20日の名古屋戦(豊田ス)がラストマッチになる可能性が高い。 今季途中から定位置をつかんだ中村には、日本代表MF堂安律(21)や同MF板倉滉(22)が所属する昨季8位のオランダ1部フローニンゲンも獲得オファーを出していた。だが今季2シーズンぶりの1部復帰を果たし、より厳しい戦いが予想されるトゥエンテを選択。 G大阪は必要な戦力として慰留に努めてきたものの、18年の入団時から強い海外志向を持っていた中村の意向を最終的には尊重し、送り出すことを決めた。今夏はMF久保建英がレアル・マドリード(スペイン)、MF安部裕葵がバルセロナ(スペイン)、DF菅原由勢がAZ(オランダ)へ移籍。中村はU―20代表世代では4人目の海外組になる。 トゥエン