スズキは7日、前日に発売したばかりの新型ワゴンRのリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 今年8月24日~9月5日に製造した3469台で、国交省によると発売直後の新型車のリコールは異例。 スズキは顧客にはまだ納車しておらず、消費者への影響はないとしている。 左の後部ドアの樹脂部品が壊れているものがあり、走行中にドアが開くなどの恐れがある。工場での生産ラインで、 左のドアが閉まらない車があり、部品のなかに不良品が混ざっていることが6日に社内で判明。同日の生産分から正常な部品に切り替えた。 ワゴンRは、1993年の発売以来、累計約380万台を売るスズキの主力車。6日に5代目となる新型車を発売したばかりだった。 リコールは、ナンバープレートを取得した車が対象になる。スズキによると、対象車のほぼすべてが全国の販売店の試乗向け。 30台ほどはお客に届けるために販売店に置かれていたが、いず