今年で高校野球は100年を迎える。甲子園球場では数えきれないドラマが生まれた。しかし、“悲劇”もある。今から30年前、1985年のドラフト会議で球界を揺るがす大事件が起こった。PL学園の清原和博と相思相愛と見られていた巨人が、同じPL学園で早大進学を公言していた桑田真澄を強行指名。巨人に裏切られた清原は人目をはばからず号泣し、前言を翻して巨人に入団した桑田には、以降ダーティーなイメージがついてまわった。果たして当時ささやかれた巨人と桑田家の間に「密約」はあったのか。そして本当の黒幕とは…。事件から四半世紀以上が過ぎた今、PL学園OBで本紙評論家の得津高宏氏が、衝撃告白した。 「第1回選択希望選手 読売 桑田真澄 17歳 投手 PL学園高校」 その瞬間、東京・九段のホテルグランドパレスのドラフト会場は一瞬、凍りついた。やがて巨人以外の球団のテーブルはざわつきだし、記者たちは「やりやがった!」
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