先週読み終わった本。 アメリカで裁かれた本─公立学校と図書館における本を読む自由─ 作者: 上田伸治出版社/メーカー: 大学教育出版発売日: 2008/06/02メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るここまで引き込まれるとは思わなかった。 紹介されている事例も興味深いけど、日本での状況と比較すると、色々と考えさせられる。 本書は、米国の公立学校・図書館で所蔵の是非が争われた事例を紹介しながら、「本を読む自由」について論じている。 第1部が「人種差別をめぐる本」として「ヴェニスの商人」とミシシッピ州の歴史書を、第2部が「宗教と科学の対立をめぐる本」として、「ダーウィン進化論」と「非宗教的な人間主義」を裁いた事例を、第3部は「宗教と道徳をめぐる本」としてヴォネガットの「スローターハウス5」と「ハリー・ポッター」、そして同性愛を扱った児童書を、第4部では「国際政治をめぐる本」と
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