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技術と批評に関するcTakのブックマーク (4)

  • ゼロ年代、製作現場ではなにがおこっていたか?(J-POP論最終回): 文芸誌をナナメに読むブログ(書評)

    司会者「で、中田ヤスタカサウンドがホントにスカスカなのかの検証に入っていきたいんですけども」 kenzee「例の座談会でどういう流れで三輪祐也氏のスカスカ発言が登場したか。まず90年代のDJ文化以降、ロキノン型の「ロックという物語」の批評は無効となった。代わりにキャラクターベースの自分語りが台頭している、と。それが現在のPerfume、相対性理論の消費に繋がっていると。だが、実際のPerfumeの受容のされ方とは30代、40代のオッサン連中、つまり団塊ジュニアのありがちな「あえてベタに」って回路であって世間で話題になってるほど若者は飛びついていない、という宇野さんの指摘がでてくる。で、事実Perfumeのサウンドは従来のアイドルポップのサウンドとは明らかに一線を画す、個性的なものなのでオッサン連中としても「これだけうまく自分を萌えさせる中田の手腕にうなる」とかメタ視線をちらつかせられる」

  • 山本哲士『場所環境の意志ー地球環境設計へむけて』 - 生きてみた感想

    場所環境の意志―地球環境設計へむけて 作者: 山哲士出版社/メーカー: 新曜社発売日: 1997/09メディア: 単行 クリック: 5回この商品を含むブログ (3件) を見る 怪著というべきか奇著というべきか。とにかく、独自の用語法を駆使して展開されていく山氏の議論に分け入っていくのは当に大変で、読みながら「いったいこれまで何人の人がこのをちゃんと読んだのだろう」と思わざるを得ませんでした。独特なのは用語法だけではありません。フーコーとブルデュー、それに西田幾多郎と吉隆明が中心に置かれながらも、ありとあらゆる議論が山氏の議論に流し込まれていて、どこまでがそこで参照されている人たちの議論でどこからが山氏の議論かがまったくわからない、という点も人を大いに戸惑わせます。しかし山氏の議論を見ると、それも致し方ない、と思わせます。というのも、山氏の開拓しようとしているパースペクテ

    山本哲士『場所環境の意志ー地球環境設計へむけて』 - 生きてみた感想
  • 次のAmazonレビューを確認してください: 工学の歴史と技術の倫理

    ぼくの仕事では、「エンジニアリング」という言葉に接することが多い。けど、実際みんな違う意味で使っていて、何を指すのかよく分からない言葉でもある。ということで読んでみたのだが、書は、工学/ Engineering / Technique がどのように生まれてきて変遷してきたかについて簡潔にまとめたものである。 もともと、Engineer というのは動詞で「何かをうまく行扱う」というような意味で使われていた。それは具体的にはもろもろの職人仕事を指しており、「科学」と「現実」(あるいは「生活」と言ってもよい)をつなぐ現実的手法であった。それが、19世紀くらいから科学自体として昇華、学問化していく(このくだりがおもしろい)。 その学問化はどこから始まったか。例えば、現代でも一流の工学校であるフランスのエコール・ポリテクニークは、もともと「橋と港の学校」であったことからも分かるように、Engine

  • 職人と技術者はいつ分化したのか――「リベラルアーツ」とUGD - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    おかげさまで日経エレクトロニクスはこの度,1971年の創刊以来,通算1000号を迎えることができました。2009年3月23日号では「1000号記念特集」の第1弾をお届けしましたが,最新号の2009年4月6日号では「ハードだってオープンソース」と題し,記念特集の第2弾を企画しました。特集の内容については誌をご覧いただくとして,今回は特集に関連して,一冊の書籍をご紹介したいと思います。 まずはその書籍の一節から。 「大昔,村の職人のものづくりは,それ自体が教育であり,産業であり,芸術でもあった。私が高校に進学した頃,私のような大学進学組は殺風景な教室で勉強することを余儀なくされたが,技術職の道を選んだ生徒たちは工作機械,溶接機,電子試験装置など,面白そうなものがたくさんある職業専門学校へ進学していった。私のような生徒は,このコース分けがどこか不公平だと感じたものだ。ものをつくることに対する

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