「劇的3時間SHOW」の中から、北海道テレビディレクター藤村忠寿氏のセッションを取材した。『水曜どうでしょう』に見る、これから必要となる番組作りとは何だろうか。 番組放映時間に視聴したか否か 単なる指標でしかない視聴率 JAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ)のオリジナルイベントとして、10月6日~15日の計10日間、東京・青山のスパイラルホールで「劇的3時間SHOW」が開催された。このイベントは、1日1名ずつコンテンツ業界で活躍するクリエイターやプロデューサーが成功体験やコンテンツ観などを語るトークショーである。 取材した10月12日は、北海道テレビでディレクターを務める藤村忠寿氏が、自身が手掛けるロケ中心のバラエティ深夜番組『水曜どうでしょう』を中心に、これから求められる制作の在り方について語った。 ステージは、『水曜どうでしょう』のロケで訪れた旅館に泊まっている雰囲気