ブックマーク / crossacross.org (2)

  • なぜ私は男女平等の建前で殴り続けるのか

    私がジェンダー論にコミットするようになって足掛け5年になるが、記事に対するリアクションを見ていると、「不愉快な議論を仕掛けてくる男」という見方と(実際、教条的フェミニズムの立場の人から数件ブロックされている)、「男女平等にとって大事だが見落としがちな急所を指摘するディープなフェミニスト」という受容(実際、大学で社会学をやっている方から案外多くフォローされて好意的リアクションを頂いている)という、両極端な受容のされ方をしている。今回は、なぜこのような両極端な受容のされ方をしているのか、自分なりの考察、あるいは「種明かし」をしていきたいと思う。 男女平等の原理原則 私は、ジェンダー論を書くにあたって、以下のような原則に従っている。 「女は○○なものである」といった偏見、男女の生まれつきの違いを可能な限り認めない 男女の機会平等を確保する 1と2の結果として結果平等を期待する この3点は、どれも

    なぜ私は男女平等の建前で殴り続けるのか
    c_shiika
    c_shiika 2020/01/22
    性別投捨論者なのでわりと納得感が高い。
  • 男女平等、格差対策、少子化対策のトリレンマ

    フェミニズムと弱者男性の対立」という話題が盛り上がっています。この議論において、“弱者男性”に対して「社会福祉に訴えるべきであってフェミニズムを敵視する意味が分からない」という意見が出ていますが、私は、「社会福祉があるからこそ弱者男性とフェミニズムが衝突するのだ」ということ、厳密に言えば「自分も高年収になって夫にはさらに高年収を求め、それでいて累進課税には反対するパワーカップル志向者」vs「子どもの教育機会均等を求める反格差派&責任を負うことを辞さない真の男女平等を目指す女性」の対立構図ということを指摘し、この議論に一定の理解を示します。 話の大前提 この話の大前提になるのは、「女性は自分より年収の高い男性としか結婚したがらない」という現在の風潮です。これは結婚に対する意識調査で性格・容姿の重要度が男女共通であるのに対して女性のみ経済力や学歴を求めるとする調査1、実際の女性の婚姻の双方で

    男女平等、格差対策、少子化対策のトリレンマ
    c_shiika
    c_shiika 2015/06/02
    議論のたたき台として良い。/ "あえてきつく言えば、福祉の名のもとに一部男性の奴隷化が行われている" ただ、彼らもかつては子供だったわけで、そこは逆年金的なものとして理解を得られないかとは思う。
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