私は高校を卒業したあと、地元の専門学校に2年通って就職しました。2000年3月、いわゆる就職氷河期と言われる時期のこと。 地元企業での就活が大半の中、私も税理士事務所への推薦を受けましたが断り、札幌での就職活動をしました。 父が転勤族の私に「地元」「故郷」の概念はありません。 何より、大嫌いな街でした。 就活はなかなかうまくいかず、推薦話を持ってきた事務長からは嫌味も言われ。それでも何とか正社員での就職先を見つけたんです。就職できれば御の字でしたし、選り好みをしている余裕はありませんでした。 箱入り娘で世間知らず。 アルバイトは父から禁止されていて、社会勉強などしたことがありません。お金の引き出し方はわかるけれど、切符の買い方もイマイチよくわからず。 その状態で親元を離れました。 社会から隔絶された日々 社会から隔絶された日々 社会人時代のこと 新卒採用された会社 休養からの再就活 契約社