PC98-NXはAT互換機か? 1997年9月24日。とうとう(あるいはようやく)その日がやってきた、というのが筆者の正直な感想である。NECが、世界標準(グローバルスタンダード)規格に基づくパソコンを主力製品としてラインナップすることを発表した。 新シリーズの名称は「PC98-NX」(NXは、New Excellentの略)。「PC 97ハードウェアデザインガイド」に完全準拠し、「PC 98システムデザインガイド」の主要な要素を先取りしている、とNECでは表現している。 婉曲的な表現だが、ストレートな言い方をすれば、非PC-9800アーキテクチャ、すなわち、IBM PC/AT互換機をルーツとするアーキテクチャを採用する、という意味だ。しかし、PC98-NXを「IBM PC/AT互換機」と呼ぶのはやはり間違いだろう。PC97規格を本格的に取り入れており、過去のしがらみを断ち切った仕様となっ
9月下旬 発売 日本ギガバイトが9月下旬に発売を予定しているRAMディスク「i-RAM」のサンプル版を試用する機会を得たので、早速そのパフォーマンスのほどを検証してみたい。 i-RAMはSDRAMを使用するRAMディスク。PCIバスのインターフェイスを持っているが、PCIバスからは電源を供給するのみで、データ通信にはシリアルATAを利用する。システムからも一般的なHDDとして認識されるため、シリアルATAとPCIスロットさえあれば、ドライバのインストールすら行なわずに利用できる。 通常DRAMのデータは電源を切ると消失するが、i-RAMでは、PCの電源を切っても、スタンバイ電源を利用することで、データを保持している。また、コンセントを抜いたり、停電などで完全に電源の供給が絶たれても、カード上のバッテリにより最大16時間データを保持できるとしている。 この製品が初めて披露されたのは6月に台湾
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く