東京スカイツリーの来場者数が減っている。開業翌年の2013年度には600万人を超えたが、年々減って昨年度は約7割にとどまった。危機感を募らせるツリーの運営会社は、来年4月から団体予約客の料金値下げに踏み切ることを決めた。 ツリーを運営する「東武タワースカイツリー」によると、開業初年度の12年度の来場者は554万人を数え、翌13年度は619万人に達したが、その後は減り続け、昨年度は444万人。ツリーの足元に広がる商業施設「スカイツリータウン」の来場者も、12年度の4476万人から昨年度は3078万人にまで減少した。 来場者は現在、「天望回廊」(地上約450メートル)と「天望デッキ」(同350メートル)の2か所の展望台から風景を楽しめるが、同社関係者は「風景に日々変化があるわけではなく、一度来場すれば満足するお客様も少なくない」と分析する。
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