投手陣の台所事情に苦しむ阪神が、外国人投手獲得に向け緊急調査に乗り出したことが5日、分かった。球団幹部は「有事の際の危機管理。基本的には年齢の若い先発ができる投手になる」と明かした。 すでに中村勝広ゼネラルマネジャー(64=GM)が日本を離れており、台湾などアジア圏でプレーする外国人や中南米系選手など広く調査を進めていく。近日中に一時帰国する予定。 開幕8試合を終え、チーム防御率は7・41。先発のコマ不足も明らかで、久保(DeNA)やスタンリッジ(ソフトバンク)の穴埋めの見通しは立っていない。呉昇桓(オ・スンファン)、メッセンジャー、ゴメス、マートンの4選手で1軍枠を使っていることから、獲得に至っても当面は育成枠となる見込み。 救援陣も不調で、オープン戦などで結果を残した育成枠の伊藤和が、週明け(7日以降)にも支配下登録される可能性が出てきた。合わせて、他球団とのトレードも模索し投手