スピンの利いた直球で、捕手のミットを心地よく鳴らした。勝負の5年目を迎えた日本ハム・斎藤のこだわりを感じるブルペン投球だった。 【写真】キャンプを訪れたファンに笑顔でサインする斎藤 「力が抜けている感じ。それができるようになった。右肩を壊し、思うような投球ができなかったが、少しずつ頭と体の感覚が合ってきた」 捕手を座らせて66球。変化球はスライダー9球だけ。全てノーワインドアップから投げ込んだ。求めるのは150キロの剛速球ではなく、「空振りやファウルを取れれば有利なカウントになる」という打者が速く感じる140キロの直球だ。 栗山監督は「初めて見た時以来の衝撃。クーパーズタウンだよ」と興奮を隠せなかった。06年の記憶がよみがえったのだ。夏の甲子園を制した早実のエースと駒大苫小牧・田中(現ヤンキース)がいた日本高校選抜の米国遠征をスポーツキャスターとして追いかけた。野球殿堂博物館がある聖
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く