楽天に激震! 楽天は30日、田代富雄打撃コーチ(61)の辞任を発表した。後任には草野大輔2軍打撃コーチ(38)が昇格する見込みだ。球団は打撃不振の責任を取ったものと説明したが、三木谷浩史球団オーナー(50)の現場への介入に不満がたまったことが辞任の最大の理由で、チーム内には動揺が広がった。 楽天はこの日、オリックス戦に備えて大阪に移動した。その一行の中に、田代打撃コーチの姿はなかった。前日29日、2−9で大敗したソフトバンク戦(秋田)後に、球団に辞意を伝えた。球団は慰留したものの、一夜明けて了承した。 「負けが込む状況は1人のコーチの責任だけではないのは確か。けが人が多く、チーム不振の理由は、外国人選手も期待通りの活躍ができていないなどの原因がある。けれど、ご本人の意志が強かった。残念です」 安部井チーム統括本部長は、大阪市内の宿舎で説明した。チームは90試合を終えて39勝48敗3分