娘のこれまでの闘病を通じて、私的には、一つの山を越えたのは、今年の3月の下旬。 それは、娘が、夏・秋・冬と一日に4~5時間しか目を覚ましていられる時間がなく、(それも起きているのではありません…)、昏睡状の睡眠を続けていた状態から、時々朝目を覚ましたり(ご飯を食べてまたすぐ寝てしまいましたが)、夜に起きていられるようになったり(午後3時ごろ起きてその後こまめに睡眠をとりながらですが)するようになった時期です。 これにより、言葉は悪いですが、「廃人」から「病人」に改善したという実感を持ちました。 そうして、廃人状態の時には不可能だった、勉強をすることを支援学校の先生方の力を借りて実現できました。 何もできない、ただ眠るだけの長い期間を経て、中学生である自分を取り戻して教科書を開き、文字を読めるようになったことは、思えば画期的な事でありました。 それを今改めて思い返すと、「まずは、一つの小さな