わたしがプログラムを書いたとあるシステムがその役目を終えました。 統合システムが本格稼働するまでの中継ぎ、という説明を最初に受けていて、「寿命の短い子なのね」と思いながら、それでも大事につくったものです。後継開発のスケジュールが遅れたりして、当初予定の倍の期間を働き、役目をまっとうして稼働を停止しました。 運用担当の社内SEの方々が、稼働停止に合わせて打ち上げをしてくださって、うちの社の者がその席にお呼ばれしたそうで、「そういえば、本格稼働はじめてから1度もトラブルを起こしませんでしたよ」と言ってもらったと、とてもうれしそうに話していました。 わたしは長いことプログラマをやっていますが、自分が関わったシステムについて「役目を終えて停止した」という話を聞いたことがありませんでした。 プログラムを書いて、それがテストをクリアして納品されたら、そこから先はもうわからない、というのが当たり前だった
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