2011年7月3日ラオス・ビエンチャンにて行われた、FIFAワールドカップ2014ブラジル大会アジア地区1次予選第2戦。延長戦の末にラオスに6-2で敗れ、カンボジア代表のワールドカップへの夢が散った。 「ホームゲームを2点差先勝」という絶対的有利な状況も、対戦したラオス代表のワールドカップへの夢の方が上回っていた。 そして、同日メキシコ・クエレタロにて行われた、FIFAU-17ワールドカップ2011メキシコ大会準々決勝。U-17ブラジル代表を前にU-17日本代表は3-2で敗戦。ワールドカップにおける彼らの快進撃が遂に止まった。 対戦したU-17ブラジル代表に許した3点差を、ラスト15分間の怒涛の反撃で詰め寄るも、王国の力の方が勝っていた。 試合後、U-17日本代表の吉武博史監督は記者会見でこう述べた。 「「…(中略)ただし、ベスト4に進めなかったということも事実だ。少しかもしれないが、まだ