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ブックマーク / facta.co.jp (3)

  • 雑協が「エニグモ潰し」の舞台裏

    「権利許諾の観点からは明らかに問題があると思われますので、今後雑協デジタル委員会としてはサービス閉鎖の申し入れを行うとともに、状況の説明を求めるべくコミュニケーションを取っていきたいと思っております」。10月7日、日雑誌協会(雑協)デジタルコンテンツ推進委員会委員長の大久保徹也氏から同委員会のメンバーにメールが一斉に飛んだ。 利用者が購入した雑誌のデジタル化代行を建前に、著作権者や出版社の許可を取らずに無断で雑誌をスキャンし、そのデジタルデータの販売に踏み切ったエニグモ運営の「コルシカ」に対する雑協の反応は早かった。コルシカ開始から2日後の10月9日、大手出版社が加盟する雑協はエニグモと協議し、雑協会員出版社分の販売中止を決定。その後、加盟していない出版社からも個別の取り下げ要求が続き、最終的には全誌が取り止めとなりサービスは休止状態に追い込まれた。 裏方の取次はミシマ社発行の『謎の会社

  • NHKオンデマンドとBeeTVに「頭痛の種」

    NHKオンデマンドとBeeTVに「頭痛の種」 「放送と通信の融合」の未来に、映像著作権を囲い込むプロダクションの「エゴ」が立ちはだかる。 2009年9月号 BUSINESS やはり、大きな壁に突きあたった。NHKが放映した番組をいつでも好きな時に高速ネット回線を通じて視聴できる――という触れ込みの有料サービス「NHKオンデマンド」。放送と通信を融合させる試みの一つだが、制約がありすぎて視聴できる番組が限定され、「オンデマンド」が羊頭狗肉になりかねない。 昨年12月にサービスを開始したNHKオンデマンドの二柱は、放送から10日以内に会員が視聴できる「見逃し番組」と、過去の番組のアーカイブから希望する番組を好きな時に楽しめる「特選ライブラリー」。面倒な録画の手間が省けることもあって、7月にはパソコン経由の登録会員数が10万件を突破した(ケーブルテレビ経由は未公表)。目標の「3年間で登録30万

    NHKオンデマンドとBeeTVに「頭痛の種」
  • 「原田マクドナルド」に悪評散々

    「原田マクドナルド」に悪評散々 労災や残業代不払いのオンパレード。それでも「名経営者」ぶる原田CEOの魂胆。 2008年5月号 BUSINESS 過当競争の中で原材料高が直撃し、青息吐息の外業界。その「苦界」にあって、ひとり利益の急回復を果たしているのが、日マクドナルドホールディングスだ。2007年度の営業利益は前年から倍増以上の167億円。08年度は200億円の大台を狙う勢いだ。 この外最大手の巨艦を、会長兼社長兼CEOという「絶対権力者」として一手に束ねるのが、04年に同社へと転じた原田泳幸氏だ。作り置きしない「メイド・フォー・ユー」の全店導入や地域別価格の実施、24時間営業の格化と、矢継ぎ早に改革策を講じた。 沈没寸前だった同社を見事蘇らせた立役者との触れ込みで、人気経済番組でもその成功譚を惜しみなく披露した。今年に入りすでに2冊の経営論も著した。「名経営者」として我が世の春

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