昨年6月にフルモデルチェンジし、アルミユニボディの筐体に生まれ変わったアップルの「Mac mini」。超小型デスクトップとして根強い人気のある同機種が、OS X Lionのリリースに合わせて約1年ぶりにモデルチェンジした。 新しいMac miniを見て、まず気がつくのがスロットのないフロント部だ。従来はここにスロットイン方式の光学ディスクドライブが内蔵されていたが、新モデルではこれが廃止された。それにともない本体の重量も前モデルの1.37kgから1.22kgへ軽量化されている。 旧Mac mini(左)と新Mac mini(右)。光学ドライブのスロットが省かれているのが分かる 光学ドライブの廃止はMac OS X用アプリや音楽、映画などのコンテンツの提供方法がオンライン配信に移行しつつある現状を配慮したものだと思われるが、CDやDVDなどに収録して販売されるソフトがまだまだ多いことを考える