水道用鋳鉄管に使われる塗料の試験データを改ざんした疑いが判明した神東塗料=12日午後、尼崎市南塚口町6(撮影・村上貴浩) 東京証券取引所1部上場の中堅塗料メーカー、神東塗料(尼崎市)は12日、鋳鉄製の水道管に使われる合成樹脂塗料で試験データを改ざんし、不正に認証を取得して製造出荷していた疑いがあると発表した。同社は対象製品12品目の出荷を停止。納入先の水道管メーカーや自治体も出荷や工事を見合わせている。 【動画】森友改ざん、真相求め続ける赤木さん妻「やっとスタート地点」 神東塗料によると、製品の安全性や不適切行為の期間、製造出荷量などは調査中という。13日にも外部人材を交えた特別調査委員会を設置する。 昨年11月に内部通報があり、所定の条件と異なる試験の結果を基に認証を取得した疑いが判明した。認証相当品についても、納入先との間で決めた仕様を満たさない製品を製造出荷していた疑いがあるという。
![神東塗料が試験データ改ざん疑い 水道用鋳鉄管向け合成樹脂塗料で(神戸新聞NEXT) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/204eccf68a7f6c17c30019852c4fd50646171a7f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Fr%2Fiwiz-amd%2F20220112-00000009-kobenext-000-8-view.jpg%3Fexp%3D10800)