文部科学省が12日に発表した科学技術白書は、第1章の「科学技術イノベーションの基盤的な力の現状・課題」の冒頭で、英国科学誌「ネイチャー」の「科学論文の国際シェアの低下など、日本の科学研究が近年失速している」との指摘を紹介した。論文数自体の減少や論文の質を示すトップ10%補正論文数(被引用回数が各年各分野で上位の論文数)の国際シェアの減少だけでなく、2017年の特許協力条約(PCT)に基づく国際出願数も中国に抜かれ、世界第3位に後退した。白書は「我が国の国際的な地位の趨勢は低下しているといわざるを得ない」と断じている。 白書は、問題点として「人材力」「知の基盤」「研究資金」を挙げている。人材力は博士課程進学者が減少していること、国際流動性が低く国際頭脳循環への参画が立ち遅れていると指摘。知の基盤は独創的・挑戦的な研究領域の開拓が少なく、研究の多様性に後れを取っている。資金は大学などの基盤的経
ユニチカは祖業である繊維事業および、不織布や産業繊維といった機能資材事業の大半から撤退する。繊維事業は中国メーカーとの競争激化などで苦戦が続いており、2024年3月期の営業損益は5... マイクリップ登録する
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