日本政府、1ドル=140円なら13兆円投じ円安進行阻止も-BofA Garfield Reynolds 円が1ドル=140円まで下落すれば日本政府は一段の円安に歯止めをかけようと1000億ドル(約13兆円)を投じる可能性があると米銀バンク・オブ・アメリカ(BofA)はみている。 BofA証券の山田修輔主席FX・金利ストラテジストらは2日公表のリポートで、1998年に140円台となった円だが、米国債の利回りがあらためて大きく上昇すれば、この水準まで円安が進み得ると想定している。 円安は日本政府による為替介入が市場の焦点となっているポイントに達していると説明。日本銀行が円安によるプラスの経済効果を強調しているにもかかわらず、家計や中小企業など円安で打撃を受ける公算の大きいセクターは円安の恩恵にあずかるセクターよりもはるかに多いとも指摘した。ただ、円の下落ペースが鈍れば介入の可能性が低下し、Bo