このところ、日本でもいろいろな大手企業が、安価な遺伝子診断に乗り出すというニュースを目にする。 DeNA が DNA検査サービス MYCODE を開始、9800円からの個人向け。 ヤフー、一般向けゲノム解析サービスを10月に開始 次世代シーケンサ技術の急速な発達で、遺伝子解析のコストは劇的に下がってきている。今の時点では、一人分のゲノムを全部読むには、10万円程度かかるけれど(それでも驚異的なコストダウンだけど)、数年もすれば1万円を切るようになるだろう。 その技術の進歩を背景に、一般向け遺伝子診断ビジネスに乗り出す企業が出てくるのは、特に法規制のようなものがない日本では、当たり前といえば当たり前のことだ。 ただ、この遺伝子診断というやつは、ほとんどの場合、原理的に星占いと同じくらいのリアリティしかない。 それが良く解るのはこの記事だ。 自閉症の遺伝子診断は幻想 フランスの分